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いろいろ中が変わってます。

LaTeX 学習記録1

 日本語がうまく書きづらい。

 

3つのgeneralモードがある。
・paragraph mode
テキストは、行の中の単語の列としてタイプセットされます。
行、段落、ページになっている。それが今まで使っていたものです。

・left-to-right mode
このテキストも単語の列と考えられる。
改行せずLaTeXは、左から右にタイプセットする。
例えば、\mboxのargumentはこのモードでタイプセットされるであろう。だから\mboxはハイフネーションが防がれている。

・math mode
文字が数学のシンボルとしてとして扱われる。だから、イタリック体としてタイプセットされる。
多くの記号は、このモードだけ限定的に使える。
文字と記号のスペースは無視される。
代わりに、スペースは記号のタイプに依る。
relation signsの距離は開いてるのまたは閉じているdelimiters(括弧など)とは異なる。
このモードはすべての数学表現に要求される。

equation環境は、displayed数式を作る。
公式は、水平にセンタリングされ、いくつかの垂直な空間が前後に追加され、これらの数式には連続した番号が付けられる。

\[...\]と\(...\)も実は環境である。

 

環境で
\begin{math}
表示したい内容
\end{math}
エイリアスとして、
\(
表示したい内容
\)
を使うことができる。
更に改行なしで、\(expression\)と書いてもよい。
TeXから伝わるショートカットして、$表示したい内容$とも書ける。

後者はエラーを招きやすい。

 

displayed数式でセンタリングする、displaymath環境をLaTeXは提供している。
この環境の効果はその段落が終わり、いくつかの垂直な空間が続くこと。そして、センタリングされた数式は続く垂直な空間(vertical space)を加える。空白のラインを前と後で手放さない。これにより、あたらしい垂直な空間は、余計な改行により追加される。

 

う~ん,環境周辺の名前とかやっぱり日本語がうまく書きづらい。

また、ショートカットも存在する。
\[
expression
\]
の形で書ける。


数式は、ソースコード内で表示され、改行は数式において読みやすさを向上されることが多い。

$$
表示される内容
$$
の形でも書くことができるが、\[...\]で書くことが推奨される。この環境の方が垂直の空間において扱いやすさを向上する。(この$$の環境は、TeXで使われているものである。)

この環境の場合、一般の方程式と数式は番号が付けられる。しかし、これは数式表示にのみ番号付けができる。

\begin{equation}
    \label{key}
    表示される内容
\end{equation}

displaymathと似ているように見えるが今回は、番号を付ける。括弧内に数式の右側に番号が表示されるようになる。

 

 

・上付き文字、下付き文字

_は、インデックスや下文字を付加して、^は指数、あるいは上付き文字を付加する。
中括弧で、その数式をマークする。
これは、多重化できる。下付き文字と上付き文字を同じ表現に対して使うとき、^と_の順番は重要ではない。
中括弧内に入力したいのが、一つの文字、数字、記号などである場合は、中括弧を省くことができる。


・ルート
\sqrt{}でできる。ルートはn乗根にすることができ、optional argumentで何重根にするか決めることができる。
例えば三乗根を表示したければ\sqrt[3]{ここに数字}とすればよい。
ルート記号の大きさは自動的に、数字の高さと幅に依って調整される。
また、ルートは多重化して表示することもできる。


・分数の表示
テキスト内の数式で、短く書きたいときは/でよいが、長い分数表記をしたいときは、fracを用いる。

このコマンドは、テキスト内の数式でも使うことができる、しかし、線の空間は増える。

 


ギリシア文字
定数等を書くときにギリシア文字で書かれることがある。
小文字を書くには、その文字のスペルの前にバックスラッシュ(円記号)を付ければ書くことができる。

\var(ギリシア文字名)とすれば、変化したの(variant)にすることもできる。

\Sigmaのようにギリシア文字の頭文字を大文字にすれば、表示したいギリシア文字も大文字にできる。

\alpha α
\beta β
\gamma γ
\delta δ
\epsilon ε
\zeta ζ
\eta η
\theta θ
\iota ι
\kappa κ
\lambda λ
\mu μ
\nu ν
\xi ξ
o (アルファベットのオーでオミクロン)
\pi π
\rho ρ
\sigma σ
\tau τ 
\upsilon υ
\phi φ
\chi χ
\psi ψ
\omega ω


・その他の文字
/mathcal{大文字ローマ字}にすることで、用意されてるカリグラフィックの文字にできる。デフォルトのカリグラフィックのもの以外にもほかにもパッケージが存在する。